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AGA治療おすすめオンランクリニック4選こちら詳細

植毛クリニックアモース厳選ベストを探している方へ|アルモと主要12院の総額費用・選び方

    植毛クリニックアモース厳選ベストを探している方へ|アルモと主要12院の総額費用・選び方
    植毛クリニックアモース厳選ベストを探している方へ|アルモと主要12院の総額費用・選び方

    結論:植毛クリニック選びで最も重要なのは「医師の技術」と「総額費用」の透明性です。

    私も20代から薄毛治療を始め、治療薬の限界を感じて植毛を徹底的に研究しました。

    この記事では、私と同じ悩みを持つあなた(30代〜40代で根本解決したい方)に向け、当事者目線で信頼できるクリニックの選び方と、後悔しないための費用・術式の知識を比較解説します。

    ※本記事は筆者の実体験や調査に基づく個人の見解であり、特定の手術の効果効能を保証するものではありません。


    この記事でわかること 3点

    • 【当事者が厳選】主要植毛クリニック12院の「総額費用」「術式」「実績」比較
    • 【体験談】オンライン治療(治療薬)経験者が語る、植毛に踏み切る基準
    • 【失敗回避】高額請求を避ける「費用のカラクリ」と「医師選び」の全知識

    目次

    【結論】主要植毛クリニックおすすめ12選 徹底比較表

    まずは結論から。

    「まず全体像を比較したい」という方のために、主要なクリニックを一覧表にまとめました。

    特に私が重視する「総額目安」と「バレにくさ(術式)」に注目して比較してみてください。

    主要12院 徹底比較一覧(スマホは横スクロールできます)

    スクロールできます
    クリニック名(公式)主な術式グラフト単価 (税込)基本料金 (税込)総額目安 (1000G)やまべの注目ポイント
    親和クリニックFUE (MIRAI法), NC-MIRAI法 (刈り上げない)990円〜220,000円〜約121万円〜医師の技術力と高密度植毛に定評あり。「刈り上げない」選択肢も強い。
    アイランドタワー
    クリニック
    FUE (i-Direct), U-Direct (刈り上げない)990円〜220,000円〜約121万円〜業界最大手クラスの実績。独自術式と生着率へのこだわりが特徴。
    アスク井上クリニックFUE (i-SAFE), Unshaven (刈り上げない)880円〜220,000円〜約110万円〜院長が全施術を担当する体制。オーダーメイドのデザイン力に強み。
    アルモ形成クリニック
    (旧アモース)
    FUE, アルモUn-SHAVEN法 (刈り上げない)1,078円〜205,000円〜約128万円〜ご指定の「アモース」の現名称。形成外科専門医による「バレない」施術に特化。
    湘南AGAクリニックFUE (スマートFUE), ノンシェーブン (刈り上げない)720円〜0円約72万円〜圧倒的なコストパフォーマンス。「基本料金0円」は総額を大きく下げる要因。
    アーツ銀座クリニックFUE (マイクロFUE), ノンシェーブン (刈り上げない)990円〜220,000円〜約121万円〜「バレない」ことに特化し、最小径のパンチを使用。デザイン性を重視。
    紀尾井町クリニックFUT (切る), FUE660円〜220,000円〜約88万円〜 「切るFUT法」の実績が豊富。一度に大量移植したい人向けの老舗。
    TOMクリニックFUE (ARTAS), ノンシェーブン (刈り上げない)要確認約385,000円〜要確認植毛ロボット「ARTAS」による施術も選択可能。※料金体系が複雑/変動が多いため、要確認。
    東京メモリアル
    クリニック
    FUT (切る), FUE880円〜0円約88万円〜FUT法による大量移植と、眉毛など特殊部位の実績あり。
    カミノクリニックFUE (CFUシステム)440円〜220,000円〜約66万円〜グラフト単価が非常に安価。ただし密度や術式の詳細確認が必須。
    東京植毛美容外科FUE900円〜0円約90万円〜湘南と同様に「基本料金0円」を採用。総額を抑えやすい。
    AGAスキンクリニックFUE (Hair Strong)1,067円〜220,000円〜約129万円〜AGA治療薬の処方で有名だが、植毛も全国展開で対応している。

    ※上記は2025年11月時点の調査情報に基づき修正したものです。料金体系は変更される可能性が非常に高いため、検討時は必ず最新情報を公式サイトで直接ご確認ください。


    まず初めに:この記事の執筆者と中立性について

    「おすすめ」と紹介する記事が多すぎて、どれを信じればいいか分からない。

    これは、が植毛を調べ始めた時に最も感じた不信感です。

    YMYL(Your Money Your Life)と呼ばれるこの「植毛」という領域は、あなたの健康とお金に直結する非常に重要なトピックです。

    だからこそ、この記事では「誰が」「どういう立場で」情報発信しているのかを、まず明確にします。

    私も20代から薄毛治療(オンライン診療)を始めました

    は、運営するブログ「やまべ式メディカルラボ」で、AGA治療や美容医療に関する情報を発信しています。

    なぜなら、自身がその当事者だからです。

    20代前半からM字部分の後退が気になり始め、鏡を見るたびに憂鬱でした。

    当時はまだ植毛という選択肢は高額すぎて現実味がなく、まずは手軽なオンラインクリニックでAGA治療薬(ミノキシジルやフィナステリド)の服用を始めました。

    一定の効果(抜け毛の減少や産毛)は確かに感じました。

    しかし、治療薬の効果はあくまで「現状維持」や「抜け毛の予防」がメインです。

    すでに後退してしまったM字部分が、フサフサに戻ることはありませんでした。

    が感じたのは、「治療薬は『守り』の治療であり、『攻め』の治療ではない」という現実です。

    「オンライン会議で映る自分の生え際が気になる」「根本的にコンプレックスを解消したい」という思いが強くなり、そこから高額な費用と失敗のリスクを覚悟の上で、は本気で「植毛」について徹底的にリサーチを始めました。

    この記事は、アフィリエイト報酬目的でクリニックを無責任に推奨するためではなく、が当時知りたかった「当事者のリアルな視点」で、公平な情報を提供するために執筆しています。

    この記事のスタンス:当事者目線で「デメリット」と「費用の実態」を隠さず書きます

    この記事のスタンスは明確です。

    特定のクリニックに肩入れすることは一切しません。

    読者であるあなたと同じ「悩みを持つ当事者」の視点に立ち、メリットだけでなく、クリニックが積極的に語りたがらない「デメリット」や「費用の実態(カラクリ)」を包み隠さず書きます。

    植毛は100万円を超える高額な医療行為です。

    「この記事を読んだせいで失敗した」と後悔させることだけは、絶対にあってはなりません。

    が情報収集で感じた不安や疑問(「本当にバレないのか?」「追加費用を請求されないか?」「医師の技術はどう見抜く?」)に、一つひとつ答えていきます。

    あなたがこの記事を読み終えた時、どのクリニックが自分に合っているか、そして無料カウンセリングで何を確認すべきかが明確になっている。

    この記事は、あなたの「信頼できる羅針盤」となることを目指しています。

    【独自視点】AGA治療薬(オンライン診療)と植毛、どちらを選ぶべきか?

    「そもそも治療薬を続けるべきか、植毛に踏み切るべきか迷っている」という方も多いでしょう。

    の経験から、この2つは全くの別物だと断言できます。

    • AGA治療薬(ミノキシジル・フィナステリド)
      • 目的: 抜け毛の進行を遅らせる(予防)、今ある毛を太く育てる(育毛)。
      • 費用: 月額1万円〜1.5万円程度(継続コスト)。
      • 向いている人: 薄毛が気になり始めた初期段階の人、現状維持で満足な人。
      • 限界: すでに毛根が死滅してしまった部分(ツルツルのM字など)から、新たに毛を生やすことはできません
    • 自毛植毛
      • 目的: 毛根が死滅した部分に、元気な毛根(主に後頭部)を移植し、新たに毛を生やすこと。
      • 費用: 1回100万円〜250万円程度(初期コスト)。
      • 向いている人: M字や生え際が明らかに後退している人、治療薬で効果を感じられなかった人、根本的にコンプレックスを解消したい人
      • 特徴: 移植した毛は、AGAの影響を受けにくいため、半永久的に生え続けるとされています

    つまり、「M字部分を明らかに改善したい」というニーズに対しては、治療薬では役不足であり、「植毛」が根本的な改善を目指せる有力な選択肢となります。

    私は、オンライン診療で治療薬を試したからこそ、その限界を痛感し、植毛の必要性を確信しました。


    植毛で失敗しないために。クリニック選び「5つの最重要基準」

    植毛は「どこで受けても同じ」ではありません。

    むしろ、クリニックと医師の選択が、結果の9割を決めると言っても過言ではありません。

    私が数多くのクリニックを比較研究した結果、後悔しないために確認すべき「最重要基準」は以下の5つに集約されます。

    基準1:医師の実績と技術力(最重要)

    これが最も重要です。

    植毛は、医師の手作業による「職人技」の世界です。

    特に皆さんが懸念する「いかにも植毛した」という不自然な仕上がり(例:均一すぎる生え際、人形のような毛流れ)は、医師のデザイン力と技術力不足が原因です。

    見るべきポイントは、「クリニックの症例数」ではなく、「担当医師個人の症例写真の質」です。

    • 症例写真の「質」とは?
      • デザインが自然か(生え際の産毛の再現、毛流れ)。
      • 高密度に植えられているか(スカスカではないか)。
      • あなたが希望する部位(M字、つむじ等)と近い症例が豊富にあるか。

    大手クリニックの「年間〇〇件」という数字に惑わされず、カウンセリングで「私と似たケースの症例写真を見せてください」と要求し、その質をご自身の目で確かめてください。

    親和クリニックやアスク井上クリニックなどは、この「医師の技術力」を前面に出している傾向があります。

    基準2:費用の透明性(「総額」で比較できるか)

    植毛は高額だからこそ、費用の透明性が命です。

    多くの人が「グラフト単価(1株あたりの値段)」だけで比較してしまいますが、これは非常に危険です。

    なぜなら、クリニックによっては「基本料金」や「麻酔代」「血液検査代」などが別途発生し、最終的な総額が予想の1.5倍になるケースもあるからです。

    私が最も重視したのは、「カウンセリングで提示された見積もり額が、手術当日に支払う『総額』である」と明言してくれるかどうかです。

    確認すべきポイント
    • 料金体系は「基本料金+(グラフト単価 × 株数)」か?
    • 基本料金に何が含まれているか(麻酔代、術後の薬代など)。
    • 追加費用が発生する可能性は一切ないか

    例えば、湘南AGAクリニックや東京植毛美容外科は「基本料金0円」を掲げており、総額が分かりやすい体系を採用しています。

    この「費用のカラクリ」については、後ほどさらに詳しく解剖します。

    基準3:施術方法(FUE vs FUT、刈り上げる vs 刈り上げない)

    あなたは「植毛したことがバレたくない」というニーズが強いはずです。

    その場合、「施術方法」の選択が非常に重要になります。

    • FUT法(切る): メスで後頭部の皮膚を帯状に切り取り、株分けして植える方法。
      • メリット:大量移植向き、費用が安い傾向。
      • デメリット:線状の傷跡が残る、ダウンタイムが長い。
    • FUE法(くり抜く): 専用のパンチで毛根を1株ずつくり抜いて採取する方法。
      • メリット:点状の小さな傷跡で目立ちにくい、ダウンタイムが短い。
      • デメリット:費用が高い傾向、大量移植には時間がかかる。

    そして、FUE法の中にはさらに「後頭部を刈り上げる」方法と、「刈り上げない(ノンシェーブン)」方法があります。

    中間管理職の方にとって、術後に後頭部が刈り上がっていると、周囲にバレるリスクが非常に高くなります。

    私がもし今植毛するなら、費用が許す限り「刈り上げないFUE法」を選びます。

    アルモ形成クリニック(旧アモース)やアーツ銀座クリニックなどは、この「刈り上げない」術式を専門的に扱っています。

    あなたのライフスタイル(仕事を休める期間、周囲へのバレにくさ)に合う術式を提案してくれるクリニックを選びましょう。

    基準4:無料カウンセリングの質

    無料カウンセリングは、クリニックを見極める「面接」の場です。

    が情報収集した中で、最も注意すべきだと感じたのは「医師が出てこないカウンセリング」です。

    一部のクリニックでは、医師は最後の確認だけで、ほとんどの時間を(営業ノルマを持つ可能性のある)無資格のカウンセラーが担当するケースがあるようです。

    植毛は医療行為です。

    あなたの頭皮の状態、最適なデザイン、術式のリスクを判断できるのは「医師」だけです。

    確認すべきポイント
    • 医師が十分な時間をかけて診察してくれるか。
    • 医師が直接デザインのシミュレーションをしてくれるか。
    • あなたの質問に対し、医師が明確に答えてくれるか。
    • 高額なプランを強引に勧めてこないか。

    カウンセリングの質が低いクリニックは、手術そのものの質も低い可能性があります。

    基準5:アフターフォローの手厚さ

    手術が終われば「はい、さようなら」というクリニックは信頼できません。

    植毛は、手術直後から「生着」までの術後ケアが非常に重要です。

    また、万が一「思ったより生えてこなかった」という事態に備えた保証制度も確認必須です。

    確認すべきポイント
    • 術後の診察(翌日、1週間後、1ヶ月後など)は無料か。
    • 24時間対応の緊急連絡先はあるか。
    • 「生着保証」(返金や再手術)の制度はあるか。
    • 保証が適用される「条件」は明確か(例:「医師の指示に従った場合」など)。

    多くのクリニックが生着率90%以上を謳っていますが、それは完璧な術後ケアが前提です。

    手術後の不安な時期に、親身になってサポートしてくれる体制があるかどうかは、精神的な安心感に直結します。


    【最重要】「総額はいくら?」植毛費用のカラクリと相場を徹底解剖

    植毛を検討する上で、最大のハードルは「費用」です。

    私が情報収集で最も混乱し、そして最も危険だと感じたのが、この「費用のカラクリ」でした。

    ウェブサイトに「1グラフト 500円!」と書いてあっても、鵜呑みにしてはいけません。

    私が調べた中で、総額100万円と思っていた見積もりが、基本料金20万円や麻酔代10万円を含めると、結局130万円になった、というような話は本当によくあります。

    論理的に費用を把握したい方のために、ここで「総額」の決まり方を徹底的に解剖します。

    植毛費用を決める3つの要素:「基本料金」+「グラフト単価」+「その他諸経費」

    植毛の総額費用は、基本的に以下の3つの合計で決まります。

    1. 基本料金(固定費)
      • 手術を受けるために必須の費用です。
      • 相場は20万円〜35万円程度。
      • これに、医師の技術料、手術室の使用料、麻酔代、内服薬代などが含まれていることが多いです。
      • 重要: 湘南AGAクリニックや東京植毛美容外科のように、この基本料金を「0円」に設定しているクリニックもあります。
    2. グラフト単価 × 移植グラフト(株)数(変動費)
      • 「グラフト」とは、移植する毛根の株(通常1〜3本程度の毛髪を含む)のことです。
      • 「グラフト単価」は、この1株あたりの値段を指します。
      • 相場は700円〜1,200円程度。(FUT法は安く、FUE法は高い傾向)
      • (例)M字修正で1000グラフト必要なら、1000グラフト × 1000円 = 100万円 が変動費となります。
    3. その他諸経費
      • クリニックによっては、基本料金に含まれず「血液検査代(1〜2万円)」「麻酔代(5〜10万円)」などを別途請求される場合があります。
      • カウンセリング時に「見積もり以外に1円でも追加費用はかかりますか?」と必ず確認してください。

    私が比較した結論として、1000グラフト程度の移植(M字修正の標準)であれば、総額は「100万円〜150万円」がボリュームゾーンとなります。

    湘南AGAのように基本料0円のクリニックなら、70万円台から可能になるケースもあります。

    FUE・FUT・刈り上げない術式別の費用相場

    術式によって、医師の手間(=人件費)が大きく変わるため、費用も変動します。

    術式別の費用相場比較(1000グラフトの場合)

    スクロールできます
    施術方法特徴費用の傾向総額目安 (1000G)
    FUT法 (切る)メスで帯状に切る安い80万円〜130万円
    FUE法 (くり抜く)パンチで1株ずつ採取標準〜高い100万円〜150万円
    刈り上げないFUEFUEの技術+刈り上げない手間最も高い150万円〜250万円

    「バレたくない」というニーズを満たす「刈り上げないFUE法」は、医師の技術と時間が最もかかるため、最高値の価格帯になります。

    「バレにくさ」と「費用」はトレードオフの関係にあると理解しておく必要があります。

    1000グラフト・2000グラフトで総額はいくら変わる?

    あなたがどれくらいの薄毛の進行度かによりますが、必要なグラフト数で総額は大きく変わります。

    • M字の生え際修正(軽度〜中度): 800〜1500グラフト が目安
    • 頭頂部(O字)の修正: 1000〜2000グラフト が目安
    • M字+頭頂部の広範囲: 2500〜4000グラフト が目安

    ここでは、仮に「基本料金20万円」「グラフト単価1000円」のクリニックでシミュレーションしてみましょう。

    グラフト数別・総額シミュレーション

    スクロールできます
    移植グラフト数変動費 (単価1000円)基本料金 (固定)総額目安
    800グラフト800,000円200,000円1,000,000円
    1000グラフト1,000,000円200,000円1,200,000円
    1500グラフト1,500,000円200,000円1,700,000円
    2000グラフト2,000,000円200,000円2,200,000円

    このように、必要なグラフト数が倍になれば、総額もほぼ倍に近づいていきます。

    だからこそ、カウンセリングで「自分に必要な正確なグラフト数」と「その場合の総額見積もり」をもらうことが不可欠なのです。

    モニター価格やキャンペーンは使うべき?メリットと注意点

    「費用を少しでも抑えたい」というのが当事者の本音です。

    私もモニター価格は徹底的に調べました。

    多くのクリニックが「症例写真の提供」などを条件に、通常価格から20%〜50% OFFのモニター募集を行っています。

    • メリット:
      • 費用を劇的に抑えられる可能性があります。総額150万円が100万円になることもあります。
    • 注意点(デメリット):
      • 顔や患部の写真が、ウェブサイトやSNS、院内資料に掲載されることになります(目線隠し等の配慮はクリニックによります)。
      • 「バレたくない」という方にとっては、この「写真掲載」が最大のリスクとなります。
      • モニターには審査がある場合が多く、誰でも適用されるわけではありません。
      • 「新人医師の練習台」になっていないか、担当医師の実績は必ず確認すべきです。(多くのクリニックではベテラン医師が担当すると説明しています)

    私の考えとしては、「周囲にバレてもいいから、とにかく安くしたい」という方には良い選択肢ですが、「絶対にバレたくない」という方には推奨できません。

    ご自身のプライバシーと費用を天秤にかけ、慎重に判断してください。


    どの術式を選ぶ?「FUE法」「FUT法」「刈り上げない植毛」の違い

    費用の次に理解すべきは、「施術方法(術式)」の違いです。

    これはあなたの「ダウンタイム(バレやすさ)」と「傷跡」に直結します。

    私が調べた限り、現在の主流は「FUE法」ですが、それぞれのメリット・デメリットを正確に理解しましょう。

    FUE法(くり抜く):メリットとデメリット(傷跡が目立ちにくいが、高コスト)

    FUE法(Follicular Unit Extraction)は、現在最も多くのクリニックで採用されている主流の術式です。

    • 施術方法:
      • 後頭部を広範囲に刈り上げ(または刈り上げず)、専用の「パンチ」と呼ばれる細い筒状のメスで、毛根を1株ずつくり抜いて採取します。
      • 採取したグラフトを、薄毛部分に作成した「スリット(植え穴)」に植え込んでいきます。
    • メリット:
      • メスで切開しないため、傷跡が非常に小さく(点状)目立ちません。術後に髪を短くしてもバレにくいです。
      • 術後の痛みが少なく、ダウンタイムが短い(翌日から仕事復帰も可能とされますが、赤みは出ます)。
    • デメリット:
      • 1株ずつ手作業で採取するため、非常に手間がかかり、FUT法より費用が高額になります。
      • 広範囲を採取するため、後頭部を刈り上げるのが一般的です(「刈り上げない」方法はさらに高額)。
      • 医師の技術力によっては、採取時に毛根を傷つける(切断)リスクがFUT法より高いとされます。

    FUT法(切る):メリットとデメリット(大量移植向きだが、線状の傷が残る)

    FUT法(Follicular Unit Transplantation)は、以前からある伝統的な術式で、「ストリップ法」とも呼ばれます。

    • 施術方法:
      • 後頭部の皮膚を、メスで帯状(ストリップ状)に切開し、切除します。
      • 切除した皮膚(ドナー)を、専門のスタッフが顕微鏡で1株ずつに「株分け」します。
      • 薄毛部分に植え込みます。後頭部の傷口は縫合します。
    • メリット:
      • 医師が毛根を(顕微鏡下で)目視しながら株分けできるため、毛根の切断率が低く、生着率が高いとされます。
      • 一度に大量のグラフト(3000グラフト以上)を採取するのに向いています。
      • FUE法より手術時間が短く、費用も安い傾向があります。
    • デメリット:
      • 後頭部に横一文字の「線状の傷跡」が必ず残ります
      • 術後に髪を短く(刈り上げなど)すると、この傷跡が目立つ可能性があります。
      • メスで切開・縫合するため、術後の痛みや突っ張り感がFUE法より強く、ダウンタイムが長くなる傾向があります。

    刈り上げない植毛(ノンシェーブン):メリットとデメリット(バレにくさが期待でき、高コストな傾向)

    これはFUE法の「進化版」です。

    「周囲にバレたくない」というニーズに完全に応える術式です。

    • 施術方法:
      • FUE法の技術を使い、後頭部を一切刈り上げません
      • 医師が、既存の髪をかき分けながら、必要な毛根を1株ずつ見極めて採取していきます。
      • (または、採取する部分だけをハサミで短くカットし、周りの毛で隠す方法もあります)
    • メリット:
      • 術直後から、周囲にバレる可能性が低いとされています
      • 既存の髪で採取部も移植部も隠せるため、ダウンタイムが短い傾向にあります。
    • デメリット:
      • 医師の技術と手間が最高レベルで要求されるため、費用が全術式の中で最も高額になる傾向があります(通常のFUEの1.5倍〜2倍程度)。
      • 採取できるグラフト数に限界がある場合があり、大量移植には向かないケースもあります。

    アルモ形成クリニック(旧アモース)の「アルモUn-SHAVEN法」や、アイランドタワークリニックの「U-Direct」などが、この術式にあたります。

    私がもし今植毛するなら、費用が許す限り「刈り上げないFUE法」を選びます。
    なぜなら、私も仕事(管理職やリモート会議)があり、術後の「どう見られているか」というストレスが最も耐え難いと感じるからです。
    手術で150万円払うのも、200万円払うのも、もはや「高額」という点では同じです。
    それならば、追加の50万円で「バレない安心感」と「ストレスフリーな日常」を買えるなら、そちらを選ぶ価値が非常にあると私は判断します。

    【結論】あなたに合う術式はどれ?目的別フローチャート

    ここまで読んで、「自分はどれを選べばいいのか」と迷った方のために、簡単な診断フローチャートを作成しました。

    あなたに最適な術式診断フローチャート

    Q1. 術後の傷跡やバレやすさを最重要視しますか?

    • YESQ2
    • NO(費用や移植量を重視)→ FUT法 (切る)
      • (理由:費用を抑えつつ、大量移植と高い生着率が期待できる。ただし線状の傷跡は残る)

    Q2. 費用が最高額になっても「絶対にバレたくない」ですか?

    • YES刈り上げないFUE法 (ノンシェーブン)
      • (理由:ダウンタイムが最短。周囲にバレるリスクを最小限にできる)
    • NO(バレにくさも大事だが、費用も抑えたい)→ FUE法 (刈り上げる)
      • (理由:傷跡は点状で目立ちにくく、費用も「刈り上げない」よりは抑えられる。ただし術後は刈り上げ部分を隠す工夫が必要)

    【目的別】当事者目線で厳選!おすすめ植毛クリニック12院

    比較表で挙げたクリニックについて、私がリサーチした結果に基づき、「何を重視するか」という目的別に分類して紹介します。

    重要なのは「ランキング1位」ではなく、「あなたの目的に合っているか」です。

    ここでは各クリニックの「強み」と「やまべの視点」に絞って簡潔に解説します。

    【医師の技術力・実績重視】のクリニック4選

    「費用が高くてもいいから、とにかく失敗したくない」「デザイン力のある名医に任せたい」という方向けのクリニックです。

    1. 親和クリニック
    • 強み: FUE法を独自に進化させた「MIRAI法」と、刈り上げない「NC-MIRAI法」が主力。高密度な植毛と医師の高い技術力をアピールしています。新宿、銀座、大阪、名古屋、福岡と全国展開も強みです。
    • 費用目安: 1000Gで約121万円〜。
    • やまべの視点: 業界内でも技術力への評価が高いクリニックの一つです。症例写真も豊富で、特に「刈り上げない」選択肢も持っているため、技術とバレにくさを両立させたい場合の有力候補です。
    2. アスク井上クリニック
    • 強み: 院長である井上医師が、カウンセリングからデザイン、施術まで一貫して担当することを強みとしています。オーダーメイドのデザイン力と、刈り上げない「Unshaven(アンシェーブン)」術式に定評があります。
    • 費用目安: 1000Gで約110万円〜。
    • やまべの視点: 「この医師に任せたい」という、属人性を重視する人に向いています。大手クリニックのような流れ作業ではなく、一人のベテラン医師にじっくり向き合ってもらいたい場合に最適です。
    3. アイランドタワークリニック
    • 強み: 累計症例数39,000件以上(※2025年4月時点)という豊富な実績を持つ業界最大手の一つ。独自のFUE法「i-Direct」と刈り上げない「U-Direct」があります。豊富なデータと実績に基づく安心感を求める人に向いています。
    • 費用目安: 1000Gで約121万円〜。
    • やまべの視点: 実績数は信頼性の担保になります。医師が多数在籍しているため、「どの医師が担当になるか」はカウンセリングでしっかり確認する必要がありますが、失敗のリスクを最小限にしたい場合の王道選択肢です。
    4. 紀尾井町クリニック
    • 強み: 国内での植毛黎明期から存在する老舗クリニック。特にFUT法(切る)の実績が非常に豊富で、4,000グラフトといった大量移植にも対応可能です。
    • 費用目安: 1000Gで約88万円〜 (FUT法の場合)
    • やまべの視点: 現在主流のFUE法ではなく、あえて費用を抑えやすいFUT法を選ぶなら第一候補に挙がります。「傷跡は気にしないから、一度で広範囲を確実に植えたい」という明確な目的がある人向けです。

    【総額費用・コスパ重視】のクリニック4選

    「植毛はしたいが、1円でも総額を抑えたい」「技術は担保しつつ、価格も重視したい」という方向けのクリニックです。

    1. 湘南AGAクリニック
    • 強み: 最大の強みは「基本料金0円」かつ「グラフト単価が安い(720円〜)」。これにより、1000グラフトでも総額70万円台から可能という優れたコストパフォーマンスを誇ります。全国展開で通いやすいのも魅力です。
    • 費用目安: 1000Gで約72万円〜。
    • やまべの視点: が調べた中で、総額の安さは群を抜いています。「安かろう悪かろう」を懸念する声もありますが、湘南美容グループ全体での症例数は膨大です。費用がネックで植毛に踏み切れなかった人の、最初の選択肢として非常に有力です。
    2. 東京植毛美容外科
    • 強み: 湘南と同様に「基本料金0円」を採用しており、総額を抑えやすいクリニックです。グラフト単価も900円と比較的安価です。
    • 費用目安: 1000Gで約90万円〜。
    • やまべの視点: 湘南ほどの知名度はありませんが、費用体系は非常に明快です。「基本料0円」のクリニックで、湘南と比較検討する先としてチェックする価値があります。
    3. カミノクリニック
    • 強み: グラフト単価が「440円〜」と、業界最安水準の価格を提示しています。基本料金(22万円)を含めても、総額はかなり抑えられる可能性があります。
    • 費用目安: 1000Gで約66万円〜。
    • やまべの視点: 単価は圧倒的に安いですが、「なぜここまで安いのか」(例:密度の設定、術式)はカウンセリングで詳細な確認が必須です。見積もりを取り、他のクリニックと総額・内容をしっかり比較すべきです。
    4. AGAスキンクリニック
    • 強み: AGA治療薬の処方で全国的に有名ですが、植毛も全国の院で対応しています。「Hair Strong」というFUE法の術式を提供しています。
    • 費用目安: 1000Gで約129万円〜。
    • やまべの視点: 費用的なメリットは湘南などに比べて薄いですが、「いつも薬をもらっている院でそのまま植毛の相談もしたい」という、既存患者にとっては利便性が高い選択肢となります。

    【バレにくさ・刈り上げない専門】のクリニック4選

    「費用はかかってもいいから、絶対にバレたくない」「ダウンタイムを最短にしたい」という方向けのクリニックです。

    1. アルモ形成クリニック(旧アモース)
    • 強み: ご指定の「アモース」の現名称。形成外科専門医である内田院長が、「アルモUn-SHAVEN法」という刈り上げないFUE法に特化しています。傷跡の目立ちにくさやデザイン性を重視しています。
    • 費用目安: 1000Gで約128万円〜。
    • やまべの視点: 「バレない」ことを最優先に掲げるクリニックです。秋葉原の1院のみですが、形成外科医の専門的な技術で「バレない植毛」を受けたい場合に、指名買いする価値のあるクリニックだと感じます。
    2. アーツ銀座クリニック
    • 強み: 「刈り上げないノンシェーブン」専門。世界最小レベルと謳われるパンチを使用する「マイクロFUE」を掲げ、頭皮へのダメージと傷跡を最小限にすることに注力しています。
    • 費用目安: 1000Gで約121万円〜
    • やまべの視点: 銀座という立地で、「バレない」ことに特化しているクリニックです。アルモ形成クリニックと同様に、「バレにくさ」を最優先するなら、比較検討の対象に入れるべきです。
    3. 親和クリニック
    • 強み: 技術力重視でありながら「NC-MIRAI法」という高度な刈り上げない術式も提供しています。全国展開しているため、地方在住でも「刈り上げない植毛」を選びやすいのが強みです。
    • 費用目安: (NC-MIRAI法は高額になるため要見積もり)
    • やまべの視点: 技術力とバレにくさの両方を高いレベルで求める場合の選択肢です。
    4. アイランドタワークリニック
    • 強み: 大手ならではの実績を持ちつつ、「U-Direct」という刈り上げない術式にも対応しています。
    • 費用目安: (U-Directは高額になるため要見積もり)
    • やまべの視点: 大手の安心感のもとで「刈り上げない植毛」を受けたい場合に適しています。

    植毛のデメリットと「失敗」と感じるケース

    は、当事者目線として良いことばかりを言うつもりはありません。

    最も恐れている「失敗」について、ここでしっかりと言語化します。

    高額な費用を払ったにもかかわらず「失敗した」と感じるケースのほとんどは、事前のリサーチ不足と期待値のズレから生じます。

    デメリット1:高額な費用(保険適用外)

    まず、これが最大のデメリットです。

    植毛は「美容整形」の扱いとなり、健康保険は一切適用されません全額自己負担です。

    解説した通り、100万円〜200万円の費用が(基本的には)一括でかかります。

    「AGA治療薬(月額1万円)」とは比較にならない、非常に重い経済的負担です。

    この金額を払う覚悟があるかどうかが、最初の分岐点です。

    デメリット2:術後のダウンタイム(赤み・腫れ)と「ショックロス」

    手術である以上、ダウンタイムは必ず発生します。

    • 赤み・腫れ: 移植部(生え際など)と採取部(後頭部)は、術後数日〜1週間程度、赤みや腫れが出ます。特に移植部はカサブタもできます。
    • バレやすさ: 「刈り上げない術式」以外を選んだ場合、後頭部の刈り上げ部分を隠す必要があります。

    そして、精神的に最もキツいのが「ショックロス」です。

    これは、手術の刺激により、移植した毛や、その周辺の既存の毛が、術後1〜3ヶ月で一時的に抜け落ちる現象です。

    せっかく植えたのに抜けてしまうため、多くの人が「失敗した!」とパニックになります。

    しかし、これは毛周期がリセットされる正常な反応であり、術後4〜6ヶ月頃から再び生え始めます。

    この「一時的に悪化する期間」があることを、あらかじめ知っておく必要があります。

    デメリット3:生着率には限界がある(100%ではない)

    多くのクリニックが「生着率90%以上」や「95%」を謳っています。

    これは非常に高い数字ですが、逆に言えば「100%ではない」ということです。

    移植した毛根のうち、数%〜10%程度は、生着せずに抜け落ちてしまう可能性があるということです。

    また、この生着率は、術後のケア(頭をぶつけない、血行不良を避ける)や個人の体質にも左右されます。

    「植えた分が100%生える」と過度な期待を持つと、結果に満足できない可能性があります。

    「失敗した」と感じる典型例(デザインが不自然、密度がスカスカ)

    私が調べた中で最も怖いと感じたのは、金銭的な失敗よりも「デザインの失敗」です。
    費用は最悪、また稼げば取り返せます。
    しかし、不自然な生え際(例:おでこに直線を引いたようなデザイン、毛流れがバラバラ)は、一生残ります
    これを修正する手術は、初回よりも遥かに難易度が上がります。
    デザインの失敗: 明らかに「植毛した」とバレる不自然な生え際。
    密度の失敗: 植えたのに「スカスカ」で、期待したボリュームが出ない。
    これらは、まさに先ほども解説した「医師の技術力・デザイン力」の不足が原因です。
    だからこそ、私は「費用」以上に「医師選び」が最重要だと繰り返し主張しているのです。


    無料カウンセリングで確認すべき「必須質問リスト」

    クリニック選びに失敗しないため、そして「こんなはずじゃなかった」と後悔しないため、無料カウンセリングは「情報収集の場」ではなく「クリニックを厳しく見極める場」として活用してください。

    論理的に比較検討できるよう、私が考える「必須質問リスト」を作成しました。

    カウンセリングはしご(2〜3院比較)を推奨する理由

    まず大前提として、1院目で即決しないでください

    どんなに良いクリニックだと思っても、必ず最低2〜3院は「はしご」して比較してください。

    • 理由1: A院の「常識」が、B院の「非常識」であることがある(例:費用の見積もり方法、術式の推奨)。
    • 理由2: 複数の医師の「診断」を聞くことで、自分に必要なグラフト数や術式の妥当性が見えてくる。
    • 理由3: 院内の雰囲気やスタッフ、医師との「相性」を比較できる。

    高額な買い物(車や家)を即決しないのと同じです。

    面倒でも、この「比較」の手間を惜しまないことが、失敗を避ける最大の防御策です。

    質問リスト1:私の場合、最適な術式と必要なグラフト数は?

    これは最も基本的な質問です。

    • 「私の希望(M字をこれくらい)の場合、何グラフト必要ですか?」
    • 「なぜそのグラフト数が必要なのですか?(密度の計算など)」
    • 「私に最適な術式はFUEですか? FUTですか? 理由も教えてください」
    • 「(バレたくない場合)刈り上げない術式は可能ですか? その場合の費用も教えてください」

    → 各院の「診断(グラフト数)」と「推奨術式」を比較します。

    質問リスト2:総額の見積もり(追加費用は一切ないか)

    費用のカラクリを見破るための質問です。

    • 「上記(質問1)の内容で、本日支払うべき『総額』の見積書をください」
    • 「この見積書に含まれていない費用(例:血液検査代、麻酔代、薬代)は、1円でも発生する可能性はありますか?」
    • 「基本料金の内訳を教えてください」

    → 各院の「総額」と「料金体系の透明性」を比較します。

    質問リスト3:医師が執刀するのか? 担当医師の症例写真を見せてほしい

    技術力を見極めるための質問です。

    • 「カウンセリングしてくれた先生が、実際に執刀してくれるのですか?」
    • 「(違う場合)当日の担当医師は誰ですか? その医師の実績(経歴や症例数)を教えてください」
    • 「私と似た症例(年齢、薄毛の進行度、希望部位)で、その医師が担当した症例写真を(Before/Afterで)見せてください」

    → 「誰が執刀するか」の明確さと、「症例写真の質(デザイン、密度)」を比較します。

    質問リスト4:術後の保証内容と診察スケジュール

    アフターフォローを確認する質問です。

    • 「術後の無料検診は、何回(いつ)ありますか?」
    • 「万が一、生着しなかった場合の『保証制度』はありますか?」
    • 「その保証が適用される具体的な条件を教えてください(書面でください)」
    • 「ショックロスが起きた場合の相談窓口はありますか?」

    → 各院の「保証の手厚さ」と「安心感」を比較します。


    植毛に関するよくある質問 (FAQ)

    メインの解説から外れますが、私が情報収集している際に疑問に思った細かい点をQ&A形式でまとめます。

    植毛は痛いですか?

    手術中は、局所麻酔(歯医者さんと同じような麻酔)を最初に行います。

    が調べた多くの体験談では、「この最初の麻酔注射が一番痛かった」という声がほとんどです。

    麻酔が効いてしまえば、手術中(数時間)は痛みを感じることはほぼないようです。

    術後は、FUT法(切る)の場合は縫合した部分が数日〜1週間ほど痛むことがありますが、FUE法(くり抜く)の場合は、痛み止めでコントロールできる程度のヒリヒリ感が多いようです。

    効果はいつから実感できますか?

    焦ってはいけません。

    先ほど解説した通り、術後1〜3ヶ月で「ショックロス(一時的な脱毛)」が起こります。

    その後、術後4〜6ヶ月頃から新しい毛が生え始め、多くの人が効果を実感し始めるのは「術後半年〜8ヶ月」くらいからです。

    最終的な仕上がり(密度が揃う)までは、約1年かかると考えてください。

    植毛は「今日手術して、明日フサフサ」という魔法ではないのです。

    植毛した毛はまた抜けますか?

    AGA(男性型脱毛症)は、主に前頭部(M字)や頭頂部の毛根が、男性ホルモンの影響を受けて抜け落ちる症状です。

    しかし、移植に使う後頭部や側頭部の毛根は、このAGAの影響を受けにくい性質を持っています。

    そのため、M字部分に移植された後頭部の毛は、移植後もその性質を引き継ぎ、AGAの影響を受けにくく、半永久的に生え続けるとされています。

    これが、植毛が「根本治療」と呼ばれる理由です。

    (ただし、移植した毛以外の「既存の毛」はAGAの影響を受け続けるため、治療薬(フィナステリド等)の服用を継続することが推奨されます)

    女性(レディース)でも植毛できますか?

    はい、可能です。

    女性の場合は、AGA(男性型)とは異なり、「びまん性脱毛症(全体的なボリュームダウン)」や、「牽引性脱毛症(髪を縛ることで生え際が後退)」のお悩みが多いです。

    また、「おでこを狭くしたい」といった美容目的(ヘアライン矯正)での植毛も人気です。

    More & More Clinic(※比較表にはないですが)など、女性の美容植毛を専門に扱うクリニックも増えています。


    まとめ:高額な治療だからこそ、信頼できる医師と「総額」で選ぼう

    ここまで、私が当事者目線で徹底的にリサーチした「植毛クリニックの選び方」について解説してきました。

    情報量が多くなりましたので、最後に「失敗しないための最終チェックリスト」をおさらいします。

    植毛クリニック選び 最終チェックリスト
    1. [ ] 医師の技術力: あなたと似た症例の写真を見て、デザインと密度に納得できたか?
    2. [ ] 費用の透明性: 「総額」の見積もりは明確か? 追加費用は一切ないと言い切れるか?
    3. [ ] 術式: あなたの希望(バレたくない等)に合う術式(FUE, FUT, 刈り上げない)を選べるか?
    4. [ ] カウンセリングの質: 医師が直接、あなたの疑問や不安に時間をかけて答えてくれたか?
    5. [ ] アフターフォロー: 術後の検診や、万が一の「保証制度」は明確か?

    私もオンライン治療から始まり、長く悩みましたが、最終的にコンプレックスを根本的に解消できるのは植毛だけだと感じています。

    治療薬(守り)では、失った生え際は戻ってきません。

    仕事で自信を持ちたい、オンライン会議で生え際を気にしたくない、という「攻め」の改善を望むなら、植毛は合理的で、根本的な改善が期待できる投資だと私は考えます。

    確かに100万円以上という費用は、決断に勇気が必要です。

    だからこそ、この記事で解説した「選び方の基準」を使い、複数のクリニックをあなたの目で厳しく比較してください。

    この記事が、あなたにとって最良の一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。

    行動しなければ、何も変わりません。

    まずは、気になるクリニックの「無料カウンセリング」を2〜3院予約し、ご自身の目で比較することから始めてみてください。

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